熱意をもってトウエイ製作所の技術を発揮し、ベストを尽くす人。現状に対し、それぞれの立場で考え工夫し、あらゆることに挑戦できる人に育てます。トウエイ製作所は、仕事と家庭生活のバランスも大切にしています。社会人としての責任、分別をもつ。それが仕事の信頼につながると考えています。
本社工場は、架台や台車の作成に加え「専用機」の製作に力を入れています。お客様の要望を聞き、ソリッドCADによる設計、下蓮代工場のマシニングセンタによる高精度加工、組み立て、設置を行っています。
5ヶ所に拠点があるので、突発にも柔軟に対応し、機動力をいかしたモノづくりをおこなっています。
自社製品の開発。
事業内容の異なる5つの拠点で培った技術、営業部・設計部のアイデアを複合的にいかした自社製品が開発できれば、それが当社の強みにもなります。そして、豊橋だけでなく幅広い地域で当社の製品を知ってもらい、お客様に満足していただくことを目標としています。
社長メッセージ
大久保好則 OKUBO YOSHINORI
原動力は、生まれもった
「モノづくりが大好き」という気持ち。
いまの私を作り上げてきたのは、生まれもった「モノづくりが大好き」という気持ちです。それが原動力。親から話を聞くと、小さいころから、いろいろなモノを作っていたそうです。モノづくりの仕事に励む親の姿を見て抱いたあこがれが、私の原点になっていると思います。
モノづくりで大切なのは、お客様の立場にたち、よりよい製造方法を考えること。そのアイデアを考えるのは私一人ではありません。営業部や設計部のみんなで考え、方針を決めて仕事を進めていきます。
すべては、高い品質のモノづくりをおこない、お客様の満足度を上げるためです。
心がけているのは、会社の枠に社員を収めるのではなく、
一人ひとりの個性をいかせる環境。
現在の経営に影響を与えたのは、新しく設計部門ができたこと。それにより、受けられる仕事の幅が大きく広がりました。設計部門がないということは、外部から図面をもらい、それをもとに仕事をすることになります。設計部門ができたことにより、一から自社で構想を考えて作り上げていくことができるようになりました。自分たちのアイデアや発想力をいかすモノづくりができるようになったことは、当社としても大きな転機になっています。
そのひとつの成果として、トヨタ自動車の中にある工場の供給ラインの設計・製作・据付まですべての工程を任されました。ただ、設計部ができたらからといって、すぐに大きな仕事をいただけるわけではありません。当社の40年を超える実績と信頼があってこそだと思います。
若手社員に対して求めるのは、仕事に対する熱意と向上心です。熱意と向上心が、いいモノづくりにつながります。依頼した仕事はできて当たり前と考えるのではなく、若手社員に寄り添い、フォローする姿勢を私たちは忘れません。
特に心がけているのは、「個性の尊重、やる気の支援、社員を公平に扱うこと」です。指導をするうえでも、頭ごなしに「それではダメだ」と注意するのではなく、「どうすれば、もっと個性が伸びるか?」を考えて話すようにしています。人間なのでいろいろなタイプの人がいます。トウエイ製作所という会社の枠に社員を収めるのではなく、適材適所で一人ひとりの個性をいかせる環境づくり。それが、社員のモチベーションにつながると思います。
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2019.08.02